【2020年版】マクラーレンF1チームのスポンサーを分析

【2020年版】マクラーレンF1チームのスポンサーを分析

さて、鬼門のマクラーレンF1チームのスポンサー分析です。

なぜ鬼門か?

スポンサーが多くて、しかも入れ替わり激しいからです。

でも、学ぶことが多くて大好きです。

目次

マクラーレンF1チームのスポンサーは全43社

マクラーレンF1のスポンサー国別割合

1.Splunk (アメリカ)

   http://www.splunk.com

2.DELL Technologies (アメリカ)

   https://www.delltechnologies.com/

3.A BETTER TOMORROW (イギリス)

   https://www.bat.com/

4.ARROW ELECTRONICS (アメリカ)

   https://www.fiveyearsout.com/

5.HUSKI CHOCOLATE (スウェーデン)

   https://www.huskichocolate.com/

6.Estrella Galicia (スペイン)

   https://estrellagalicia00.es/en/

7.RICHARD MILLIE (スイス)

   https://www.richardmille.com/

8.HONORS/Hilton (アメリカ)

   https://www.hilton.com/

9.Coca Cola (アメリカ)

   https://www.coca-colacompany.com/

10.FX Pro (イギリス)

   https://www.fxpro.com/

11.CNBC (アメリカ)

   https://www.cnbc.com/world/

12.DARK TRACE (アメリカ)

   http://www.darktrace.com

13.LOGITECH/logicool (スイス)

   https://www.logicool.co.jp/

14.Gulf (アメリカ)

   http://www.gulfoilltd.com

15.PIRELLI (イタリア)

   https://www.pirelli.com/tyres/ja-jp/car/homepage

16.ashurst (イギリス)

   https://www.ashurst.com/

17.akebono (日本)

   https://www.akebono-brake.com/

18.Sparco (イタリア)

   https://www.sparco-japan.com/

19.VOLVO Trucks (スウェーデン)

   https://www.volvotrucks.co.uk/

20.MIORY STEEL (ベラルーシ)

   http://mmpz.by

21.ENKEI (日本)

    http://enkei.com/

22.AUTOMATION ANYWHERE (アメリカ)

   http://www.automationanywhere.com

23.MAZAK (日本)

   https://www.mazakeu.co.uk/

24.MARELLI (日本)

   https://www.calsonickansei.co.jp/

25.Technogym (イタリア)

   https://www.technogym.com/jp/

26.Stratasys (アメリカ)

   https://www.stratasys.com/

27.Unilever (イギリス)

   http://www.unilever.com

28.Klipsch (アメリカ)

   http://www.klipsch.com

29.KAUST (サウジアラビア)

   https://www.kaust.edu.sa/

30.hookit (アメリカ)

   https://www.hookit.com/

31.Deloitte (アメリカ)

   http://www.deloitte.co.uk

32.TUMI (アメリカ)

   http://www.TUMI.com

33.mindmaze (スイス)

   https://www.mindmaze.com/

34.IQONIQ (モナコ)

   http://www.iqoniq.com

35.MIND (イギリス)

   http://www.mind.org.uk

36.BUZZ (イギリス)

   https://www.buzzasset.com/

37.sikkens (オランダ)

   http://www.sikkensvr.com

38.FAI aviation Group (ドイツ)

   http://www.fai.ag

39.VELOCE ESPORTS (アメリカ)

   http://www.veloce-esports.com

40.logitec (スイス)

   https://www.logitechg.com/

41.ALIENWARE/DELL (アメリカ)

   https://www.dell.com/

42.CONTENT + CLOUD (イギリス)

   http://www.contentandcloud.com

43.Sparuco Gaming (イタリア)

   https://www.sparco-official.com/

以上のようになっております。

国別で件数をまとめるとこんな感じです。

マクラーレンF1チームのスポンサー国別スポンサー数

スポンサーは全部で43社ですが少し条件が他と異なります。

詳しくは後ほど説明いたします。

なお昨年は44社でマイナス1社、継続は26社で約60%になります。

マクラーレンF1はメインスポンサーを失った

昨年まではPETROBRASというブラジルの大手石油会社がいましたが、

シーズン途中に契約解除となり資金難が噂されました。

https://jp.motorsport.com/f1/news/petrobras-set-to-terminate-mclaren-sponsorship-deal/4560139/

ブラジル石油会社ペトロブラス、マクラーレンとの巨額スポンサー契約打ち切りへ

しかし、2020年には新たなスポンサーを用意しております。

あくまで予想ですがsplunkは大口かと思われます。

上記はスポンサー一覧ですが、F1はもちろんeSportsにまでロゴがあります。

他の新しいスポンサーとも中長期の契約がなされているようです。

https://news.biglobe.ne.jp/sports/0210/ats_200210_3156848966.html

マクラーレンF1、航空サービス企業など3社とパートナーシップを締結。一部は複数年契約に

マクラーレンF1のスポンサーはブランド全体と関わる

後ほど詳しく書きますが、マクラーレンF1のスポンサーは独特です。

そもそも公式WEBもマクラーレンというチーム全体としており、

その中に「F1のパートナー」「eスポーツのパートナー」といった

競技ごとですべてのロゴが掲載されている状態です。

マクラーレンは今でこそ市販車を販売しておりますが、

レーシングチームとオートモーティブは別会社となっております。

一方でレーシングチームは様々な競技に挑みつつ、一つのチームであり

スポンサーに関しても同様に「まとめて」という形が可能なようです。

先のSPLUNKがF1およびeスポーツにスポンサーしているようですが、

他にもSparcoやDell(ALIENWARE)も同様に

F1とeスポーツのスポンサーとしてロゴが掲載されています。

スポンサー募集をする際に学びたい部分

様々な分野・競技で一緒に戦う

まず学びたい部分としては、様々な活動でスポンサーになってもらう事。

SPLUNK、スパルコ、DELLのようにF1とeスポーツとかですね。

ちなみにホンダとレッドブルもお互いに協力しあい

F1で共に戦う一方、日本国内のスーパーフォーミュラーでも

レッドブル・ホンダとして参戦したりしております。

単純に新しいスポンサーを探す手間も減りますし、

スポンサーさんは露出が増えるなら大歓迎です。

特にeスポーツはまだまだ新しい市場であり不明瞭な部分も多いですし、

個人と契約するよりマクラーレンとの契約の方が安心でしょう。

じゃあ、これを一般でやるなら?

例えば個人同士で集まり「チーム」にするのはよくあります。

モータースポーツでも元々は個だったメンバーが集まり、

一つのチームとしてスポンサー募集をするケースがあります。

集まることで一人当たりのスポンサー費用は減ってしまいますが、

そもそも個人でスポンサーが取れないよりはプラスになります。

また、これはあくまで理想ですが地域ごとのアスリートで組み

皆で「チーム〇〇」と地元を盛り上げる部隊とすることで、

少なからず地元メディアには取り上げられやすくなると思います。

学校で壮行会なんてのがあったと思いますが、

多くの場合「全国大会に行く生徒」で集まっていますし、

地元から全国的な、世界的な人が出ればうれしい限りです。

一人だとどうしても難しい部分がありますが、

様々なジャンルで協力し、地元から応援してもらうのはありでしょう。

圧倒的な営業力で、スポンサーを獲得し続ける

もう一つ学びたいのは圧倒的営業力です。

スポンサー数がF1界最大であると共に、入れ替わりも激しいマクラーレン。

特定のスポンサーと長く、深い関係を築くのは大切である一方、

どうしてもスポンサー企業側の都合で契約解除もありえるわけです。

特に今年のコロナ禍でその傾向は顕著になったと言えます。

一つのスポンサー解除で活動停止になってしまうのは残念ですし、

かといって企業も赤字では広告が出せなかったりします。

そこで重要なのは新たなスポンサーを獲得する営業力です。

ちなみに、入れ替わりが激しい一方でアケボノやENKEIといった

長く付き合いのある企業も多くあるのがマクラーレンです。

では、実際にはどうしたらいいのか?ポイントは二つあります。

1つ目は常にスポンサーを探し続ける事。

もう1つは、スポンサーさんのジャンル・業界を把握する事。

競合他社をスポンサーに迎え入れるのは厳しいですし、

万が一「PCメーカーが消えた」とわかれば

「他のPCメーカーにアプローチしよう」と判断できます。

これを把握してないと「〇〇社さんが契約解除だ!」となり、

あてずっぽうに多くの企業にアプローチし時間を無駄にします。

また、同業他社に声をかけてしまうなんて失態もあるでしょう。

金銭的余裕が出来たり、または時間がない技術がないなら

さっさと外注してしまうのもありだと思います。

先ほども記載した通りスポンサーが取れずにゼロになるくらいなら、

手数料が高くてもスポンサーが居て金銭が入る方が良いでしょう。

もちろん、入ってくるスポンサー費用以上に経費が掛かるのは別ですが…

以上、マクラーレンF1チームのスポンサー分析でした。

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