続きまして話題のスクーデリア・アルファタウリ・ホンダです。
ホンダPU搭載から、ついに日本人ドライバー搭乗が決定しました。
ホンダが撤退という残念な話題がある一方、
海外も期待する日本人ドライバーの活躍が楽しみです。
そんなスクーデリア・アルファタウリ・ホンダF1チームの
スポンサーを分析していきたいと思います。
なお、昨年は「トロロッソ」ですのでそちらも参考にどうぞ。
スクーデリア・アルファタウリ・ホンダのスポンサーは全11社
![](https://sponsor-lab.com/wp-content/uploads/2020/12/alphatauri_g.jpg)
調査は、チームの公式HPよりスポンサー情報を抜粋。
様々なスポンサード契約がありますが、区別なくまとめました。
ざっと記載していきますと。。。
1.randstad (イタリア)
2.myWorld (イギリス)
3.ALPHA TAURI (オーストリア)
4.HONDA (日本)
5.MOOSE (タイ)
6.EDIFICE/CASIO (日本)
https://www.edifice-watches.com/
7.PILOTI (カナダ)
8.RIEDEL (ドイツ)
9.PIRELLI (イタリア) ※タイヤ供給
https://www.pirelli.com/tyres/ja-jp/car/homepage
10.SIEMENS (アメリカ)
https://www.plm.automation.siemens.com/global/ja/
11.RDS (日本)
以上のようになっております。
昨年が12社に対し、今年は1社減って11社。
昨年からの継続は8社で約72%となります。
![](https://sponsor-lab.com/wp-content/uploads/2020/12/alphatauri_l2.jpg)
去年に引き続き、日本が最多…更に増える!?
昨年は日本が3社でトップで、チームの母国イタリアが2社と、
レッドブル系の企業2社でオーストリア2社でした。
今年、レッドブル系が「アルファタウリ」のみになりまして…
更に国内は7年ぶりの日本人F1ドライバーとちょっとしたお祭り騒ぎ。
ここで日系企業が増えると更に日本色が強くなりそうな…
なお、角田選手のスポンサーを調べたら出てきました。
アルミケースなどを扱う東京の企業です。
PROTEXというシリーズだったり、モータースポーツ用もあるので
見た事ある、実は持ってるって方もいるかもしれませんね。
角田選手の他、多くの方にサポートされているようです。
戦歴も記載されているので、スポンサー依頼の参考にも出来そうです。
スポンサーを区別せず掲載する一例
アルファロメオ・ザウバーF1チームの記事にて
「スポンサーを区別して表示しよう」という話と共に、
「あえて区別せず表示する」という話をしておりました。
アルファタウリはその典型と言え、下記がスポンサー記載の部分です。
![](https://sponsor-lab.com/wp-content/uploads/2020/12/alphatauri_l-1024x262.jpg)
アルファタウリおよびホンダが上段真ん中にあるので、真ん中が上座でしょう。
しかし、ロゴの大きさや「タイトルスポンサー」などの記載はありません。
参考までにアルファロメオ・ザウバーF1チームもご覧ください。
![](https://sponsor-lab.com/wp-content/uploads/2020/12/alfaromeo_l-1-1024x658.jpg)
スポンサー募集をする際に学びたい部分
スポンサーとのコラボレーションモデル
実際に真似るには超えるべきハードルも多いのですが、
企業とのコラボモデルができるぐらいの知名度になると良いですよね。
私の知るアスリートさんは、スポンサーフィーの一部を使って
自ら「オリジナルグッズ」を作成されたケースもあります。
グッズはイベントや会場で配布することにより知名度を上げつつ、
スポンサーさんへの貢献にも使えるので良いでしょう。
ただ、上記のような「時計」などはそうもいきませんし、
まだまだ知名度がないうちはなかなか実行できません。
まずはSNSを使って情報を発信しつつ、
更に身近な方への口コミといったところでしょうか。
PROTEXの契約が継続し、専用品が出るか気になる次第です。
地元は強し、ドライバー以外もスポンサーを連れてくる
これは再三になりますが…
「地元は強い」「ドライバー以外もスポンサーを連れてくる」です。
サッカーのJ2とかプロバスケットボールなんかを見ても
やっぱり地元企業や大手企業でも地元営業所がスポンサーですし、
「地元」ってのは強いんです。
スポンサー募集を始めていきなり全国区のメーカーや
世界的企業や業界で有名な企業を目指す方もいますが、
それこそ問合せメールの返事さえ貰えないのがほとんどで
結果「スポンサーとか無理でしょ?」と言うわけです。
F1レベルでも「地元」だったり「スタッフの関係する先」です、
個人競技やマイナー競技も間違いなく同じ戦略は使えます。
レーシングポイントからレッドブルへセルジオ・ペレス選手が移動し、
メキシコ系スポンサーの動きが気になるところですが、
こちらのスクーデリア・アルファタウリ・ホンダF1チームも
スポンサーさんの動きが気になるところですね。
複数展開するMARELLIとかいかないかな…
![](https://sponsor-lab.com/wp-content/uploads/2020/12/alphatauri_l-1024x262.jpg)