【2020年版】ルノーF1チームのスポンサーを分析

【2020年版】ルノーF1チームのスポンサーを分析

2019年に思いついたくせに、2020年のシーズン終わってから

始まった「F1チームのスポンサー分析」です。

フェラーリF1チームに続いて、ルノーF1チームの

スポンサー分析をしていきたいと思います。

フェラーリが気になる方は下記からどうぞ。

スクーデリア・フェラーリ・ミッションウィノウF1チームのスポンサー分析

そして、併せてご覧いただくと楽しいかもしれない2019年版です。

ルノーF1チームのスポンサー分析
目次

ルノーF1チームのスポンサーは全31社

ルノーF1チームのスポンサー国籍割合

1.Castrol/BP (イギリス)

   https://www.castrol.com/

2.INFINITI/日産 (日本)

   https://www.infiniti.com/

3.RCi bank & Services (フランス)

   http://www.rcibs.com/fr

4.MAPFRE (スペイン)

   https://www.mapfre.com/

5.bp ulimate/BP (イギリス)

   https://www.bp.com/

6.DUPONT (アメリカ)

   https://www.dupont.com/

7.Microsoft (アメリカ)

   https://www.microsoft.com/

8.BELL & ROSS (スイス)

   https://www.bellross.com/

9.DP WORLD (アラブ首長国連邦)

   https://www.dpworld.com/

10.EURODAT ACAR (フランス)

   http://www.eurodatacar.fr/

11.GENII (ルクセンブルク)

   http://www.genii-capital.com/

12.le coq sportif (フランス)

   http://www.lecoqsportif.com/

13.3D SYSTEMS (アメリカ)

   https://www.3dsystems.com/

14.Alpinestars (イタリア)

   https://www.alpinestars.com/

15.BOEING (アメリカ)

   http://www.boeing.com/

16.Yahoo (アメリカ)

   https://www.yahoo.com/

17.ELYSIUM (日本)

   https://www.elysium-global.com/ja/

18.+GF+ (スイス)

   https://www.gfms.com/

19.GCAPS (アメリカ)

   https://www.gcaps.net/

20.HEXIS (フランス)

   https://www.hexis-graphics.com/

21.HP (アメリカ)

   https://www8.hp.com/

22.ixell (フランス)

   https://ixell.com/

23.JABIL (アメリカ)

   https://www.jabil.com/

24.MATRIX (アメリカ)

   https://www.matrixfitness.com/

25.OZ RACING (イタリア)

   https://www.ozracing.com/jp/

26.Perkin Elmer (アメリカ)

   https://www.perkinelmer.com/

27.PIRELLI (イタリア)

   https://www.pirelli.com/tyres/ja-jp/car/homepage

28.cannondale (カナダ)

   https://www.cannondale.com/en

29.SIEMENS (ドイツ)

   https://new.siemens.com/

30.TRACK RACER (オーストラリア)

   https://www.trakracer.com/

31.volume graphics (スウェーデン)

   https://www.volumegraphics.com/

以上のようになっております。

国別で件数をまとめるとこんな感じです。

ルノーF1チームの国別スポンサー数一覧

昨年同様アメリカが多い。。。

なおフランス系のスポンサー数はF1チーム最多です。

また、昨年32社に対し今年は31社で1スポンサー減です。

昨年から継続するスポンサーは31社中26社で約83%でした。

大口スポンサーのDP WORLD

上記の掲載順がバラバラで申し訳ありませんが、

公式サイトのスポンサー掲載ではトップに来るDP WORLD。

ルノーF1チームのスポンサー一覧(公式WEBより)

左上が「上座」とするなら、メインとなります。いや、メインです。

カストロールやRCiは昨年から引き続きとなります。

自転車のcannondaleもルノーF1チームのスポンサーに

個人的に気になったのはcannondale(キャノンデール)。

自転車の有名ブランドですが、今年からルノーのスポンサー一覧にいます。

活動を調べると、一部イベントを開催しているようでした。

ルノーF1とキャノンデールのイベント

ちなみに、日本語ので記事は見当たりませんでしたが、

2014年には2021年からルノーF1でグランプリに復帰する

フェルナンド・アロンソ選手との話題が出ておりました。

http://blog.livedoor.jp/markzu/archives/51930133.html

アロンソ選手とルノーの間をキャノンデールが繋いだ…

なんて事はないでしょうね。。。

またもや消えた中国系、T MALL

先ほどフェラーリの記事で中国系スポンサー撤退を書きました。

中国系スポンサー2社が撤退したフェラーリF1チーム

ルノーからも中国系企業「T MALL」が居なくなりました。

2018年の状況がわかりませんが、試してみて効果がなかったのか…

はたまた数年間の契約が終わったのか…

また、別の記事でF1全チームのスポンサー国籍でお話しします。

来年、INFINITIの撤退が確定

今年ではなく来年の話になりますが、

INFINITIがルノーとの技術提携を終了し、F1から撤退します。

https://www.planetf1.com/news/infiniti-f1-exit/

インフィニティ、2020年でルノーF1と契約解消。F1から撤退

年始には誰も想像しなかったコロナの世界的流行により、

F1のスケジュールや開催方法が大きく変化し、

ホンダが2021年で撤退を発表しましたがインフィニティまで…

「これからはEVの時代だから。フォーミュラーEだね!」

なんて思ったらアウディおよびBMWが2020-2021を最後に撤退します。

https://jp.motorsport.com/formula-e/news/bmw-to-quit-formula-e-after-2020-21-season/4920061/

アウディに続き……BMWも来季終了後にフォーミュラEから撤退「技術開発の機会を使い果たした」

一方、WECにはトヨタとプジョー、アウディ、更にポルシェが参戦します。

インフィニティもこの流れに乗るのでしょうか!?

スポンサー募集をする際に学びたい部分

では、次にルノーF1のスポンサーから学べる事を。

やっぱり地元、フランス系企業は最多

先のフェラーリの記事でも記載した通り、地元が強いです。

F1チームの中でフランスのスポンサーは最多です。

やっぱり地元、くどいようですが地元です。

どこで見つけたルクセンブルク…

GENIIはルクセンブルクの投資会社です。

他のチームもそうですが、投資系会社も多いですが、

「ルクセンブルク」はF1チーム全体を見てもルノーF1だけ。

ルクセンブルクって国は以下のような感じです。

ルクセンブルク大公国(ルクセンブルクたいこうこく、: Grand-Duché de Luxembourg、: Großherzogtum Luxemburg、ルクセンブルク語: Groussherzogtum Lëtzebuerg)、通称ルクセンブルクは、西ヨーロッパに位置する議会立憲君主制大公国家。首都はルクセンブルク市

隣接国は、南のフランス、西と北のベルギー、東のドイツである。ベルギー、オランダとあわせてベネルクスと呼ばれる。

引用元:wikipedia ルクセンブルク

フランス、ベルギー、ドイツと接しているんですね。

ドイツはメルセデスがそうですが、ルクセンブルクとの交流はルノーのみ…

なお、言語はルクセンブルク語とフランス・ドイツ語が使えるそうな。

また欧州の中でも税が安いことから法人の本社が置かれたり、

国として企業の誘致を行い金融やITの本社機能が置かれているそうです。

実は「お金がある企業が多い」という意味では

スポンサー募集にはもってこな国なのかもしれません。

スポンサー募集をする際、地元にある「大手企業」を狙うのも一つです。

その時「全国区の知名度アップ」でなく「地元でのファン獲得」をアピールし、

地元での求人や取引を有利に進められることをアピールします。

また、隣接する県ではありませんが「東北地方」などのくくりとし、

その地方で企業を探すのもポイントです。

フランスとルクセンブルクではないですが、

隣接する県に企業の方が縁もゆかりもない遠方の企業よりは可能性があります。

特に実績がなく「寄付」に近いスポンサーの場合は、

何かしらのつながりから親近感を持ってもらうのが良いでしょう。

そういう意味で「隣接」ってのは一つかと思いました。

以上、ルノーF1チームのスポンサー分析でした。

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