【2020年版】スクーデリア・フェラーリ・ミッションウィノウF1チームのスポンサーを分析

【2020年版】スクーデリア・フェラーリ・ミッションウィノウF1チームのスポンサーを分析

昨年、F1チームのスポンサー分析をしておりました。

実は今年もやってたんですが…

昨年末に「シーズン開始には記事を準備するぞ!」と思い、

気が付いたらシーズンが終わってました。。。来年こそは!!!

そんなまったりした記事ですが、人気記事となっております。

ですから今年も頑張って…あと7日ですべてのチームを掲載します!!

なお、分析自体は終わっております。

F1チームのスポンサー分析!と言いながらエクセル手作業

最初はスクーデリア・フェラーリ・ミッションウィノウF1チーム。

昨年末から騒がしかったですが、後半の復活は素晴らしかったと思います。

ちなみに昨年の記事も併せてご覧ください。

2019年版 スクーデリア・フェラーリ・ミッションウィノウF1チームのスポンサー分析

フェラーリF1チームのスポンサーは全25社

スクーデリア・フェラーリ・ミッションウィノウF1チームのスポンサー国籍

昨年ネタにしたマルタ、VISTAJETさんは今年も健在です。

なお、昨年は29社で今年は25社、4社減です。

そして今年のスポンサーは100%昨年から契約しています。

フェラーリF1チームのスポンサー一覧

1.Shell (オランダ)

   https://www.shell.com/

2.Ray Ban (アメリカ)

   https://www.ray-ban.com/

3.kaspersky (イギリス)

   https://www.kaspersky.co.jp/

4.UPS (アメリカ)

   https://www.ups.com/

5.Hublot (スイス)

   https://www.hublot.com/

6.MAHLE (ドイツ)

   https://www.mahle.com/

7.OMR AUTOMOTIVE (イタリア)

   https://www.omrautomotive.com/

8.PIRELLI (イタリア)

   https://www.pirelli.com/tyres/ja-jp/car/homepage

9.PUMA (ドイツ)

   https://jp.puma.com/

10.eightcap (オーストラリア)

   https://www.eightcap.com/

11.infor (アメリカ)

   https://www.infor.com/

12.SKF (スウェーデン)

   https://www.skf.com/

13.MARELLI (日本)

   http://www.magnetimarelli.com/

14.NGK (日本)

   https://www.ngkntk.com/

15.VISTA JET (マルタ)

   https://www.vistajet.com/

16.brembo (イタリア)

   https://www.brembo.com/

17.Experis (イタリア)

   https://www.experis.it/

18.RIEDEL (ドイツ)

   https://www.riedel.net/

19.IVECO (イタリア)

   https://www.iveco.com/

20.Plantir (アメリカ)

   https://www.palantir.com/

21.BELL (アメリカ)

   https://www.bellracing.eu

22.Alfa Romeo (イタリア)

   https://www.alfaromeo.com/

23.Garrett (アメリカ)

   https://www.garrettmotion.com/

24.Sabelt (イタリア)

   http://www.sabelt-japan.com/

25.TechnoGym (イタリア)

   http://www.technogym.com/   

以上のようになっております。

国別で件数をまとめるとこんな感じです。

フェラーリF1チームの国別スポンサー数一覧

昨年同様イタリアが最多です。

次に、2019年から2020年にかけて起きた変化を見てみましょう。

フェラーリF1スポンサーの変化

中国系スポンサーがゼロになる

まず気になったのは中国系のスポンサーです。

昨年、フェラーリF1には2社の中国系スポンサーがいました。

一社はPCでも有名なLenovo(レノボ)、

もう一社はWEICHAIです。こちらは国営企業ですね。

解約の理由はなんとも言えませんが、

中国系が無くなったというのがなんとも寂しいところです。

また、パソコン系でいうとAMD(アメリカ)も無くなりました。

Magneti MarelliはMARELLIへ

2019年にはMagneti Marelli(マニエッティ・マレリ)がありましたが、

2019年に日本のカルソニックカンセイと経営統合しMARELLIに。

経営統合といいますが、カルソニックカンセイ側の買収でして、

結果的に日系スポンサーが増える事になりました。

来年も続くか”ミッション・ウィノウ”

昨年は大きな話題となった「ミッション・ウィノウ」。

タバコのスポンサーが禁止された結果、マクラーレンと共に

キャッチフレーズやコンセプトでの掲載となりました。

昨今お酒はタバコのスポンサーが禁止され、

一次はエナジードリンクの規制も検討されました。

一方、スポンサーが欲しいチームや選手、イベントに

広告を出したい企業の試行錯誤の結果がミッション・ウィノウです。

今後もこのようなスポンサー契約が広まっていくのでしょうか。

個人的には、アスリートやイベントを支えるためにも

条件付きでタバコやお酒のスポンサーも認めて頂きたいものです。

昨今、Web系の広告は子供が見るサイトにアダルトが出ることや、

「アダルトではない」と言いつつ性的な広告が出る事もありますし、

日本だけでみたらマルチや詐欺まがいの物が混じることも多々あります。

タバコやお酒のように「リスクが見えている」方が

ある意味では安全なのではないかと思ってしまいます。

スポンサー募集をする際に学びたい部分

最後にスポンサー募集をする際に学びたいポイントです。

当サイトは「スポンサー募集する人のため」ですから、

この「学びたい部分」は記していこうと思います。

スポンサーはやっぱり地元が一番

他の記事でも記載している事ですが、やっぱりスポンサーは地元が一番です。

例えば世界大会、F1もですがそんなときは「自国」です。

国内限定なら「都道府県」とか「地方」単位でしょうし、

県大会レベルなら「市区町村」や「町内」でしょう。

ワールドカップになると「日本を応援しよう」ってなるように、

やっぱり「地元」ってのは強いです。

フェラーリのスポンサーで最多がイタリアなのもやはり自国だから。

もちろん「自国」「地元」が絶対でない場合もありますが、

例えば県大会を目指す段階で全国区のスポンサーを見つけようとしても

どうしても「エリア限定」となると交渉が難しくなります。

一方、県内で営業する企業なら「エリア限定」ではなく「エリア全体」です。

スポンサーを探す際、地元の中小をが良いのはこういうところにもあります。

スポンサーと長く、広く付き合えるようにする

スポンサーさんとは長く付き合うのがポイントです。

フェラーリとシェル、フェラーリとレイバン、フェラーリとNGK…

どれも決して数年ではない付き合いです。

また、F1の活動に限らず他の分野でも一緒に活動しております。

これはマクラーレンでも見られる傾向です。

マクラーレンF1チームのスポンサー分析

「長く付き合うなんて当たり前じゃん!」っていう方がほとんどでしょうが、

いざ有名になりスポンサーフィーの差が出ると乗り換える人もいます。

ただ、フィーで乗り換える人はスポンサー側も乗り換える事が多いです。

要は人気だったり広告効果が高いところにお金を注入し、

効果が下がったり、割高になってくると契約を切られるわけです。

その時になって「自分達の関係はお金だったんですか!?」と言っても

そもそも自分が「お金」で判断しているので仕方ありません。

なお、ゴルフで話題の渋野日向子選手もお付き合いを大切にしています。

当たり前のようですが、活動費用もかかると高額契約は魅力です。

一方、企業も業績があるのでどんどん費用を増やせないケースもあり、

どうしても契約できない時もあるのですが…

お互い「苦しいときは助ける」って関係を作っているからこそ、

中長期的なお付き合いができるとも言えます。

今年の初めは昨年から想像できない程に苦戦したフェラーリ、

また、年始から比べると挽回をした後半戦。

トップにもあるように今年は6位でシーズンを終えておりますが、

後半の復活からスポンサー増になるのでしょうか。

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