【2020年版】ハースF1チームのスポンサーを分析

【2020年版】ハースF1チームのスポンサーを分析

F1チームのスポンサー分析、3チーム目です。

先にフェラーリ、ルノーと分析してますので合わせてどうぞ。

スクーデリア・フェラーリ・ミッションウィノウF1チームのスポンサー分析
ルノーF1チームのスポンサー分析

個人的には応援しているハースさん、

日本人の小松礼雄さんがいる事でも有名です。

ちなみに著書は面白いのでお勧めしておきます。

技術的な話やレース中の作業などが詳しく書かれており、

F1を見る楽しみが一つ増えるといった感じです。

中古でもいいですし、著書の方を応援する意味で新品でも。。。

話が逸れましたがスポンサー分析を進めたいと思います。

ハースF1チームのスポンサーは9社

ハースF1チームのスポンサー国籍割合

1.JACK & JONES (デンマーク)

   https://www.jackjones.com/

2.PEAK (アメリカ)

   https://peakauto.com/

3.Alpinestars (イタリア)

   https://www.alpinestars.com/

4.BlueDEF (アメリカ)

   https://www.peakhd.com/product_lines/bluedef/

5.Haas Automation Inc (アメリカ)

   http://haascnc.com/

6.RICHARD MILLIE (スイス)

   https://www.richardmille.com/

7.mindmaze (スイス)

   https://www.mindmaze.com/

8.PIRELLI (イタリア)

   https://www.pirelli.com/tyres/ja-jp/car/homepage

9.stichd (オランダ)

   https://stichd.com/

以上のようになっております。

国別で件数をまとめるとこんな感じです。

ハースF1チームの国別スポンサー数

なお、昨年はHaasがスポンサーエリアに記載されておらず、

今年から記載されたので、実は昨年と同じって噂もあります。

また昨年は途中でタイトルスポンサー撤退という事件もありました。

来年は安定し、上昇することを願うばかりですが…

なお、全9スポンサー中昨年度からの継続は6社で約66%です。

他チームとも契約するスポンサーが新たに追加

気になるスポンサーはmaidmaze(スイス)です。

この企業はマクラーレンとも契約を結んでいる会社でして、

時計のRICHARD MILLE(スイス)についても同様で、

マクラーレン以外にアルファロメオもRICHARD MILLEと契約しています。

契約内容は不明ですが、技術提供や物品提供の場合には

複数チームに提供する事も考えられるので、

他チームのスポンサーを参考にすることはありえます。

他チームですが3D Systemsも複数チームと契約する一例です。

この件はまた別の記事で詳しく説明したいと思います。

Haas Automation Incを新規にするなら、F1チーム唯一の「スポンサー増」

別記事でも触れますが、2019→2020で他のチームはスポンサー減でした。

Haas Automation Incをスポンサーに加えると、

ハースF1チームはF1チームで唯一の「スポンサー増」となります。

ただし1件増加のため、Haas Automation Incを入れないと昨年と同じ、

それでも「唯一スポンサーが減らなかったチーム」になります。

来年は話題てんこ盛り!若手二人がスポンサーを連れてくる!?

厳しい戦いが続いた2019年、2020年ですが来年はどうなるのでしょう。

来年注目されるのはドライバーラインナップでしょう。

一人は皇帝ミハエル・シューマッハの子供、ミック・シューマッハ。

もう一人はロシア人ドライバーのニキータ・マゼピン。

二人とも実力はもちろん、何かと話題が尽きません。

また、ミックの国籍はドイツ、マゼピンはロシアです。

現状どちらの国にもスポンサーがないハースとしては、

ドライバーに関連して両国の企業がスポンサーに期待しているでしょう。

なお、マゼピン選手は若干不穏なうわさもありますが…

https://f1-gate.com/nikita-mazepin/f1_60180.html

ニキータ・マゼピン契約解除の場合のハースF1の選択肢は?

不祥事によるスポンサー解除はよくある話ですから、

スポンサーがいる方、募集している方は注意が必要です。

単純に契約解除で報酬を失うだけでなく、損害賠償もあり得ますし、

内容次第で他の企業も避ける可能性が十分にあります。

国内でゴルフの事例ですが、暴言による処分も話題になりました。

来年はフェラーリとの関係強化で、フェラーリ系スポンサーも!?

先に紹介したミック・シューマッハ選手は

フェラーリが大切に育成する次世代のエースともいえるドライバーです。

元々関係の深いハースとフェラーリではありますが、

ミック選手を受け入れることでフェラーリ系のスポンサーや、

フェラーリからの紹介といった事も考えられるかもしれません。

イタリアのIVECOはフェラーリ、アルファロメオの両チームと契約しています。

https://www.as-web.jp/f1/658131

予算制限の導入に伴うチーム縮小で、フェラーリの一部スタッフがハースへ移籍。マラネロに新拠点を設置へ

【フェラーリ】マラネロのファクトリーに「ハース専用ビル」を用意

スポンサー募集をする際に学びたい部分

他チーム・選手のスポンサーを参考にする

当たり前ですが、意外と皆さんやってません。

金銭のスポンサーさんだと「1チーム・1人限定」とかありますが、

物品提供の場合は「何人でも」ってケースがあります。

例えば時計のRICHARD MILLEは様々な業界で複数名に提供していますし、

alpinestarsも複数チームと契約をしています。

alpinestasはレーシンググローブやシューズのメーカーでして、

おそらく各チームにサプライヤーとして商品提供していると考えられます。

スポンサー=お金、ってなりやすいのですが

実は物品提供やスカラシップ制度から関係をはじめさせてもらい、

活動内容や実績から金銭スポンサーに流れるのも多々ある話です。

スカラシップ関連の話は以前しているのでそちらをご参照ください。

【メーカー向け】スカラシップ制度導入、6つのメリット、スポンサードとの違いとは
スカラシップからスポンサー契約を目指すための3つの方法

以上、ハースF1チームのスポンサー分析でした。

2021年は活躍してくれることを期待しています!

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