F1:分配金と第一戦オーストラリアGP結果

F1:分配金と第一戦オーストラリアGP結果

どうも、管理人です。名前はまだない、状態です。

今日もスポーツをビジネス視点で見たいと思います。

今日の題材はF1です。

本日、オーストラリアで決勝戦が行われまして、

今年からホンダPU(パワーユニット)を搭載する、

レッドブルが表彰台になりニュースになっております。

ホンダF1、11年ぶりの3位表彰台を獲得!

https://www.as-web.jp/f1/463153?all

しかし、当ブログとしては結果以上に気になるのがお金の話。

そこで、今日は「F1の分配金」の話をします。

その前に「分配金とは?」って話をします。

スポーツの分配金とは?

分配金は、名前の通りチームに配られるお金です。

サッカーのチャンピオンズリーグやUEFAといった大会、

日本ではプロバスケットボールのBリーグにも採用されており、

参加したチームに均等に分配される分配金や、

試合結果の賞金とは別に配当される分配金、

更に、大会やイベント中の観客動員やチケット、

マスメディアの視聴率や視聴者数で配布される分配金があります。

特に分配金が多かったチャンピオンズリーグに関していえば、

参加するだけで、最低でも20億円程、最高では賞金含め約100億円の

分配金を受け取れる仕組みとなっております。

出場32チームのうち、最も多くの賞金を手に入れたのは準決勝で敗退したマンチェスター・Cで約95億5900万円。
「マーケットプール」で約53億4900万円もの額が分配され、総額で優勝を果たしたレアル・マドリード(約91億2800万円)以上の資金を獲得した。
 また、全敗でグループステージ敗退となったイスラエルのマッカビ・テル・アヴィヴも約19億円もの大金を手にしており、CLが世界的にどれだけ大きな大会であるかが窺える。

https://www.soccer-king.jp/news/world/cl/20161110/513669.html

なお、分配金を採用していないケースもあります。

日本のプロ野球は各球団が放映権を管理しておりますので、

放映権料の分配という考え方はありません。

さて、分配金がなんとなくわかったら本題へ。F1の分配金。

F1の分配金

F1の分配金は依然に公開されました。

単位は100万ポンド(1ポンド約140円)

Formula 1 teams’ prize money payments for 2018 revealed

https://www.racefans.net/2018/08/01/formula-1-teams-prize-money-payments-2018-revealed/

トップはフェラーリの1億4720万ポンド(約218億円)、

一番少ないのはザウバーの3490万ポンド(約52億円)。

これはあくまで放映権やF1としてのビジネスで得た金額でして、

上記以外にスポンサー料や、チームごとのビジネス(グッズ等)があります。

ちなみに、F1チームの予算の例はコチラ。

メルセデス、2017年のチーム予算は458億円! 新規則の開発費用で68億円増

https://www.racefans.net/2018/08/01/formula-1-teams-prize-money-payments-2018-revealed/

新ルール対応で68億…458億円使った2017年、

翌年2018年に受け取った分配金は1億2880万ポンド(約190億円)

多いと見るか、少ないと見るかはお任せします。

尚、先ほどのチャンピオンズリーグに出場し、

何度も世界一となるレアル・マドリードの予算はコチラ。

Rマドリードの今季予算が6億3100万ユーロ(約740億円)、バルセロナが6億9500万ユーロ(約815億円)と …

https://www.sanspo.com/soccer/news/20161119/spa16111921390004-n1.html

チャンピオンズリーグ出場で最低20億円、最高100億円ですが、

年間予算は700~800億円というわけです。

F1は予算の割に分配金が多い気もしますが、各自動車メーカーが

別で開発費を出している可能性もありますからね。

以上、分配金に関するお話しでした。

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