本日(実は昨日)下記のようなニュースが出ておりました。
『にゃんこ大戦争』を運営するポノス株式会社とウイリアムズF1、2020年のスポンサー契約を締結
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191031-00538024-rcg-moto
ポノス株式会社は日本の企業で、
「にゃんこ大戦争」などのスマートフォン向けアプリを開発する会社です。
でも、どうしてスマホアプリの会社がF1チームに!?と思い調べました。
すると、社長の過去や会社の過去にその理由が見つかりました。
F1に強い思い入れを持つ辻子社長
この手のニュースがあったら見るべきはプレスリリースです。
あと、会社の公式ページにも大抵は専用ページが出来ますので、
早速そちらを探してみたらありました。
私も「にゃんこ大戦争」をプレイしたことがあったので、
「なぜにF1(モータースポーツ)?」と思っていましたが、
ここに、社長の強い想いが記されています。
「私は子供の頃からモータースポーツにのめりこみ、F1に大きな憧れを抱いておりました。そしてそこには必ずウィリアムズレーシングの存在がありました。…栄光の歴史に、私は深い感銘を受けております。
https://www.ponos.jp/news/2019/10/31/
…パートナーシップを決断した理由は、私がウィリアムズレーシングの栄光を目にして感じた夢や希望、興奮を、世界中の皆様にもぜひ感じて頂きたい。そんな想いに駆られたからです。
更に調べると、辻子社長とモータースポーツの深さがわかります。
ポノス株式会社は元”ネジ”メーカーで社長は自動車工学を学ぶ
もう少し調べていると、新たな事実が判明しました。
元々、ポノス株式会社は現社長の辻子さんのお父様が創業し、
「ネジ製造」を行っていたそうです。
辻子さんも海外留学をしておりますが、自動車工学を学び、
会社のIT担当として画像処理技術を開発しようとしていたそうな。
2011年にポノス株式会社へ入社しておりますが、
それ以前はカーディーラーで働いていたそうで、
根っからの「自動車好き」であり、実家の商売も
「自動車」に関わっていたようです。
下記の記事ではその詳細と、なぜネジ製造メーカーから
今のスマートフォン向けアプリの会社になったかが、
社長のインタビューとしてまとめられています。
大ヒット「にゃんこ大戦争」が産まれた背景とは?なぜネジ屋さんがゲーム会社に?ポノス・辻子社長
https://kigyotv.jp/news/ponos/
スマホアプリメーカーは有力なスポンサーか!?
最後に、スマホアプリメーカーは有力なスポンサーかという話です。
正直、今からスマホアプリメーカーに連絡をして
「スポンサーしてください!」と頼んでも成功しないと思います。
その理由は2つあります。
1.もっと効果的な広告がある
1つ目の理由は、もっと効果的な広告があることです。
スマホ広告の場合、スマホで情報を見ている際に広告が表示され、
ワンクリックで「ダウンロード」まで持ち込むことが重要です。
この「手軽さ」が重要であり、既存の広告はこの仕様になっています。
一方、アスリートによる宣伝告知は少し遠回りになります。
ファンの方にブログ、SNSなどで情報発信をして、
更に「検索」などをすることでアプリダウンロードへと繋がります。
もちろん、ウィリアムズF1のように知名度があったりすれば別ですが…
2.今回は「社長の好き」が関わる
このブログの本題でもありますが、社長の強い想いがあります。
これは無名なアスリートの方が契約をいただく際にも
よく発動するものですが「社長が好きだった」とか
「地元の選手(チーム)を応援したかった」とかです。
ただ、注意していただきたいのは「可能性ゼロ」ではないこと、
スポンサーになりうる企業だってあるということです。
しかしながら、比較的お金が出やすいとか「ポノスに続け!」と、
無闇に広告を出す業界ではないことは理解してください。
「話題だから」で連絡するぐらいなら、上記にもあるように
「地元で儲かってる会社」とかにアプローチするほうがいいですし、
会社としてスポーツ支援を謳う会社の方が可能性が高くなります。
このあたりの「狙うべき会社」は別の記事でも紹介していますので、
スポンサー獲得活動の際にはそちらもご参照ください。
以上、ウィリアムズF1と契約のポノス㈱の記事でした。