どうも、管理人です。名前はまだない、状態です。
今日もスポーツをビジネス視点で見たいと思います。
今日の題材はF1です。
本日、オーストラリアで決勝戦が行われまして、
今年からホンダPU(パワーユニット)を搭載する、
レッドブルが表彰台になりニュースになっております。
ホンダF1、11年ぶりの3位表彰台を獲得!
しかし、当ブログとしては結果以上に気になるのがお金の話。
そこで、今日は「F1の分配金」の話をします。
その前に「分配金とは?」って話をします。
スポーツの分配金とは?
分配金は、名前の通りチームに配られるお金です。
サッカーのチャンピオンズリーグやUEFAといった大会、
日本ではプロバスケットボールのBリーグにも採用されており、
参加したチームに均等に分配される分配金や、
試合結果の賞金とは別に配当される分配金、
更に、大会やイベント中の観客動員やチケット、
マスメディアの視聴率や視聴者数で配布される分配金があります。
特に分配金が多かったチャンピオンズリーグに関していえば、
参加するだけで、最低でも20億円程、最高では賞金含め約100億円の
分配金を受け取れる仕組みとなっております。
出場32チームのうち、最も多くの賞金を手に入れたのは準決勝で敗退したマンチェスター・Cで約95億5900万円。
https://www.soccer-king.jp/news/world/cl/20161110/513669.html
「マーケットプール」で約53億4900万円もの額が分配され、総額で優勝を果たしたレアル・マドリード(約91億2800万円)以上の資金を獲得した。
また、全敗でグループステージ敗退となったイスラエルのマッカビ・テル・アヴィヴも約19億円もの大金を手にしており、CLが世界的にどれだけ大きな大会であるかが窺える。
なお、分配金を採用していないケースもあります。
日本のプロ野球は各球団が放映権を管理しておりますので、
放映権料の分配という考え方はありません。
さて、分配金がなんとなくわかったら本題へ。F1の分配金。
F1の分配金
F1の分配金は依然に公開されました。
Formula 1 teams’ prize money payments for 2018 revealed
https://www.racefans.net/2018/08/01/formula-1-teams-prize-money-payments-2018-revealed/
トップはフェラーリの1億4720万ポンド(約218億円)、
一番少ないのはザウバーの3490万ポンド(約52億円)。
これはあくまで放映権やF1としてのビジネスで得た金額でして、
上記以外にスポンサー料や、チームごとのビジネス(グッズ等)があります。
ちなみに、F1チームの予算の例はコチラ。
メルセデス、2017年のチーム予算は458億円! 新規則の開発費用で68億円増
https://www.racefans.net/2018/08/01/formula-1-teams-prize-money-payments-2018-revealed/
新ルール対応で68億…458億円使った2017年、
翌年2018年に受け取った分配金は1億2880万ポンド(約190億円)
多いと見るか、少ないと見るかはお任せします。
尚、先ほどのチャンピオンズリーグに出場し、
何度も世界一となるレアル・マドリードの予算はコチラ。
Rマドリードの今季予算が6億3100万ユーロ(約740億円)、バルセロナが6億9500万ユーロ(約815億円)と …
https://www.sanspo.com/soccer/news/20161119/spa16111921390004-n1.html
チャンピオンズリーグ出場で最低20億円、最高100億円ですが、
年間予算は700~800億円というわけです。
F1は予算の割に分配金が多い気もしますが、各自動車メーカーが
別で開発費を出している可能性もありますからね。
以上、分配金に関するお話しでした。
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