貪欲にPRするなら使いたい「1位」の話

貪欲にPRするなら使いたい「1位」の話

先日もお伝えしましたが、

皆様のおかげで当ブログはブログ村ランキングの

「スポーツビジネス部門」にて1位となりました。

圏外と1位を行ったり来たり

前回は御礼で終わりましたが、今回は少し泥臭い話を。

この「ランキング1位」をうまく使おうって話です。

マーケティングの基本、何でもいいから「1位」を取る

聞いたことがあるかも知れないんですが…

「1位は記憶に残るが、2位は残らない」って話。

「日本一高い山は富士山、では二番目は?」

「世界一高い山はエベレスト、では二番目は?」

2番目ってなかなか覚えてもらえない…

だから、何でも良いから「1番」を取りましょうという話。

楽天市場のコンサルトさんと話してもそうでした。

「日本一は無理でもカテゴリー1位とかありませんか?」

「催事やイベントでもいいので1番はありませんか?」と、

で、見つかったら「◯◯ランキングで1位!」と宣伝します。

そんなんで効果があるの?

効果はあります。

もちろん「どこで、なにで1位になったか?」で影響力は違いますが、

それこそ「イベントで1位!」「カテゴリー1位」でも、

そのイベントやカテゴリーに興味を持つ人たちが

「あそこは1位なのか、じゃあ試してみよう」となります。

だから何でもいいから「1位」って重要なんですよね。

1位を取ったら宣伝する。たとえばこの3つ

じゃあ1位を取ったらどう活用するか?

近所のイベントや認知が低い1位は単一では効果がありません。

ですから「1位とったぞー!」って宣伝に使います。

そこで「1位を取ったら使える場所」を3つご紹介します。

あくまで「アスリート」に絞ったお話なのであしからず。

宣伝方法1:プレスリリース(対メディア)

一発目はプレスリリースやメディア関係者向けです。

「1位」となれば話題性はありますし、

記事はもちろん番組制作で使える可能性もあります。

またローカルの1位をローカルメディアに送ると、

意外と記事化されるケースもあります。

わかりやすいのでいえば地区大会や県大会です。

・県大会で1位になりました。

・県の新記録を塗り替えました。

・市の大会で1位になりました。

メディア掲載というとすぐに「大手」をイメージしますが、

地元メディアで掲載実績を積み、記者の方と人間関係を作り、

メディア掲載や取材に慣れておくのも重要です。

ローカル紙や地域限定のフリーペーパーはネタを探してますし、

それこそ「◯◯市出身の…さんが全国へ!」など、

紙面として応援をしてくれることで地域のファンが付きやすくなります。

プレスリリースのいい機会ですし、記者の方へのいいネタになります。

もちろん「絶対取材になる」わけではありませんが、

「活動してるんです」「スポンサーほしいです」よりは

取り合ってくれる率も上がるので活用しましょう。

宣伝方法2:スポンサー向け資料に入れる(対スポンサー)

お次はスポンサー資料に入れることです。

こちらは「頑張ってます!」感を出す意味もありますし、

少なからず「ランキング1位になりました」という後光もあります。

ただ、気をつけたいのが誇大広告的な方法です。

例えばですが地区大会でそれほそ強豪選手が居ない時に1位となり、

「地区大会1位です!」とアピールしまくると

「じゃあ次は県大会?全国?」と期待をされます。

その後「地区大会3位でした…」「8位に落ちて…」となると、

「なんだ、まぐれの1位か」とか「努力してる?」となりかねません。

私も先日初参戦のレースで3位表彰台へと登りました。

が、実は「クラスに3台しかエントリーしてない状態」です。

これを「初参戦で3位だったんですよ!次は1位目指します!」なんて言うと

相手は期待をしすぎる可能性があるので要注意です。

時に「ビッグマウス」も必要ですが、それに伴う結果がないと

「ホラ吹き」とかお金が関わるので「詐欺師」になりかねません。

個人的には「1位」と書きつつ説明の際に

「あくまでタイミングがよかったんで…」とか付け加えること。

例えば当ブログの「カテゴリーランク1位」も

圏外と1位を繰り返す辺り、他の52サイトが不参加状態の可能性もあります。

ですから「52サイト中1位ですが、他は活動してない可能性があります」と

しっかり伝えておくのが良いでしょう。

その上でも相手が「でも、1位になったんだよね!」と思うのは自由です。

宣伝方法3:ブログやSNS(対ファン・一般向け)

最後は皆さんご覧の状態です。

また、ツイッターでもネタとしてアップしております。

完全にネタとして扱ってしまえばよけいなツッコミもありませんし、

日々のネタ作りに苦労されてる際にはいいものです。

また、少なからず「ランキング」を見ている方はいらっしゃるので、

「この人、ランキング◯位なんだ」と見て頂けます。

そこまでやるの?ぐらいで丁度いいと思う

最初に書いた楽天の話でもそうですが

「そこまでやるの?」

って思うぐらいでも丁度いいと思います。

インターネットは一瞬で世界中に繋がりますし、

それこそ今いる場所を越えて活動が可能です。

しかし、そのメリットはあなただけでなく参加者全員にあります。

例えばYouTuberでPRをするためのセミナーでは

「最低1日1動画、3分以上アップしてください」と言います。

「そこまでやる!?」と思うかも知れませんが、

ゼロからトップの方々を追うには必要なことですし、

自分が躊躇している間に、誰かは実行しているんです。

SNSの投稿を見ていても、一挙手一投足もアップする人がいますし、

インスタグラムで大量のハッシュタグをつける人がいます。

「そこまでする!?」と思っても、する人が居る以上は

その人に勝つには同じ事をするか、他の手段で「勝てる方法」を

見つけ出すしかないんです。

勝つアイディアが出ないなら、手数で勝つしかありません。

もしくは諦めて、負けを認めることでしょう。

スポンサー募集は競争です。

限られた予算の奪い合いでもありますし、

単純に「アスリート」がライバルではなく

「広告予算」を奪い合うなら「広告屋」さえライバルです。

何もしていない結果がそこそこの人間と、

何でもいいから努力する結果がそこそこの人間なら、

間違いなく後者にスポンサーが付きやすいですし、

もしトップアスリートをライバルとするなら、

それこそ結果を超越した魅力を出す必要があります。

ここに「広告屋」がライバルとして加わるなら、

「営業のプロ」をも任すプレゼンが必要だったり、

既存の広告ではない「魅力」を伝える必要があるんです。

だからこそ「ここまでやる?」は必要になりますし、

そういった地道な活動をされている人ほど、

単純な「結果」や「イベントの人気」ではないところで

支援を頂けるようになるのです。

是非、みなさんも何か「1位」だったり「ネタ」があれば

うまく活用していただければと思います。

以上、貪欲にPRするなら使いたい「1位」の話でした。

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