F1チームのスポンサー分析、続けていきます。
個人的には応援しているハースF1チームですが、
スポンサー数が少なかったり、途中でタイトルスポンサー消えたり、
とっても心配なチームでございます。(一般人に心配されたくないか)
スポンサー分析方法
分析方法はチームの公式WEBよりスポンサー名称を確認、
(Haas F1 Team : https://www.haasf1team.com/ )
その上でスポンサーWEBやSNS等から本社所在地を探し国ごとに分けました。
なお、チームによっては純粋なスポンサーのみを掲載していたり、
サプライヤーやサポーター、はたまた他のカテゴリーを含んだ
ブランド自体のスポンサーを掲載する例もありましたので、
記載のスポンサーがすべてお金を出して、
F1をサポートしている企業とは限りませんが今回は含みます。
また、F1の公式サプライヤーであるピレリも全チームに含みます。
ハースF1チームのスポンサーは8社
1.JACK & JONES (デンマーク)
2.PEAK (アメリカ)
3.Alpinestars (イタリア)
4.Blue,DEF (アメリカ)
https://www.peakhd.com/product_lines/bluedef/
5.BRANDED (イギリス)
6.RICHARD MILLIE (スイス)
7.NOMINET CYBER (イギリス)
https://www.nominet.uk/cyber-security/
8.PIRELLI (イタリア)
https://www.pirelli.com/tyres/ja-jp/car/homepage
以上のようになっております。
国別で件数をまとめるとこんな感じです。
なお、途中で離脱したリッチエナジー(ドリンク)は掲載しておりません。
ハースF1のタイトルスポンサー、リッチ・エナジーが一方的に契約終了を発表。チームは沈黙
マクラーレンとの契約が解消になるPETROBRASは記載しましたが、
この差については「調査時点で公式WEBに記載があること」です。
公式WEBの差はマクラーレンについては2019年中の契約は継続しており、
ハースについてはシーズン途中での契約終了が影響していると考えられます。
スポンサー一覧にはないハース・オートメーション
調査時点でスポンサー一覧に出なかった企業があります。
リッチエナジーのスポンサー離脱で名前が出てきたのが
アメリカの企業、ハース・オートメーションです。
「もちろん、我々は資金を失った。だが、幸いなことに我々はハース・オートメーションにスポンサードされている」とギュンター・シュタイナーは Championat にコメント。
https://f1-gate.com/haas/f1_52577.html
HAAS Automation
チーム名もHAASであり、上記のニュース記事を読む限り、
タイトルスポンサーかそれ以上のサポートがあると考えられます。
スポンサー8社はF1チーム最少
ハースF1チームのスポンサー数8はF1チームで最も少ない数です。
もちろん、数がすべてではありませんが少々心配になります。
その状況下でタイトルスポンサーのリッチエナジー離脱ですからね…
一方で、ドライバーはドイツとオーストラリア国籍ですが、
チーム代表とチームはアメリカです。
他チームのスポンサー実績を見るとアメリカが多いので、
多くのスポンサー獲得の可能性を秘めたチームとも言えます。
日本人のレースエンジニア、小松礼雄さんが活躍中
先に記載したように、個人的に応援しているチームの一つです。
その理由はチーフレースエンジニアの小松礼雄さん、
この方はF1系メディアで連載を持っていたり、著書もあります。
【F1チームの戦い方:小松礼雄コラム第12回】「使えるものはすべて使った」大苦戦を覚悟のロシアでペナルティはね退け5戦ぶり入賞
傍から見ていると、ただただ走って速さを競うF1ですが、
この方の著書やコラムを見ているとその奥深さが伺えます。
また、フリー走行の意味や重要性、セッティングの難しさや
その上で「どんなドライバーがすごいのか」もわかります。
単純なドライバーの競争から「チーム戦」としてF1を見ると、
コレまた面白くなるので、個人的にはコラムを楽しみにしています。