残り2チームとなったF1チームのスポンサー分析。
個人的にとっても気になるスポンサーがいるレッドブルです。
昨年に引き続き、今年もスポンサーですその企業…
では行ってみましょう。昨年も併せてどうぞ。
- アストンマーチン・レッドブルF1チームのスポンサー数は全25社
- 1.RAUCH (オーストリア)
- 2.HONDA (日本)
- 3.エクソンモービル (アメリカ)
- 4.SIEMENS (ドイツ)
- 5.HPE/Hewlet Packerd Enterprise (アメリカ)
- 6.AT & T (アメリカ)
- 7.アストンマーチン (イギリス)
- 8.TAG Heuer (スイス)
- 9.PUMA (ドイツ)
- 10.Citrix (アメリカ)
- 11.IBM (アメリカ)
- 12.DITA (アメリカ)
- 13.利来国際( 际 ) (中国)
- 14.PIRELLI (イタリア)
- 15.IRIS (イギリス)
- 16.HEXAGON (スウェーデン)
- 17.Gold Standard (スイス)
- 18.piquadro (イギリス)
- 19.DMG MORI (ドイツ)
- 20.ALPHA TAURI (オーストリア)
- 21.PWR (オーストラリア)
- 22.Ansys (アメリカ)
- 23.Sabelt (イタリア)
- 24.OZ (イタリア)
- 25.kx (アイルランド)
- レッドブルはWEBのスポンサー表記を変更
- トロロッソへのスポンサーをやめたレッドブル
- F1界唯一にして謎の中国系スポンサー、利来国際(W66.com)
- スポンサー募集をする際に学びたい部分
アストンマーチン・レッドブルF1チームのスポンサー数は全25社
1.RAUCH (オーストリア)
2.HONDA (日本)
3.エクソンモービル (アメリカ)
4.SIEMENS (ドイツ)
https://www.plm.automation.siemens.com/global/en/
5.HPE/Hewlet Packerd Enterprise (アメリカ)
https://www.hpe.com/uk/en/home.html
6.AT & T (アメリカ)
7.アストンマーチン (イギリス)
8.TAG Heuer (スイス)
https://www.tagheuer.com/ja-jp
9.PUMA (ドイツ)
10.Citrix (アメリカ)
https://www.citrix.com/lp/future/
11.IBM (アメリカ)
https://www.ibm.com/it-infrastructure/spectrum-computing
12.DITA (アメリカ)
13.利来国際( 际 ) (中国)
14.PIRELLI (イタリア)
https://www.pirelli.com/tyres/ja-jp/car/homepage
15.IRIS (イギリス)
16.HEXAGON (スウェーデン)
https://www.hexagonmi.com/ja-JP
17.Gold Standard (スイス)
18.piquadro (イギリス)
19.DMG MORI (ドイツ)
20.ALPHA TAURI (オーストリア)
https://www.scuderiaalphatauri.com/en/
21.PWR (オーストラリア)
22.Ansys (アメリカ)
23.Sabelt (イタリア)
24.OZ (イタリア)
25.kx (アイルランド)
以上のようになっております。
国別で件数をまとめるとこんな感じです。
昨年は14社に対し、今年はなんと25社!
11社増でF1界トップの増加率!と思いましたが、
実は裏があったのでまたご説明します。
継続も15社と100%を超えてしまいます。。。
レッドブルはWEBのスポンサー表記を変更
昨年から続けるこのスポンサー分析、方法はいたって簡単んで、
F1チームの公式サイト内の「スポンサー」や「パートナー」を見ています。
チームによって「スポンサー」だけを表記していたり、
「サプライヤー」やマクラーレンのように「他競技のパートナー」まで
F1のウェブにまとめて掲載するケースもあります。
マクラーレンの場合は「F1 Partner」として36社が掲載されていますが、
おそらく金銭的なスポンサーと物品・技術提供のサプライヤーが一緒です。
一方、レッドブルは昨年「スポンサーのみ」を掲載していたと思われます。
転載ができないので、下記をご覧ください。
【F1新車ギャラリー】2019年シーズンを戦うレッドブル・ホンダがRB15の正式カラーを公開
【ギャラリー】2020年型レッドブル・ホンダF1マシン『RB16』
2019年と2020年のマシンが詳細に見えるようになっていますが、
ここに記載のスポンサーすべては載ってませんよね?
ちなみに、昨年のWEBの調査は下記からどうぞ。
やはり、表記方法が変わったとしか言えません。
尚、今年はIBMさんが消えておりまして…1社減といった感じでしょうか。
トロロッソへのスポンサーをやめたレッドブル
あくまで表記の話ですが、2019年トロロッソのスポンサーに
「レッドブル」の名前がありましたが、今年はありませんでした。。。
が、今年はありません。。。
なんだったらレッドブルに「アルファタウリ」が入ります。
所詮はグループですから、どこがお金出すのかとか、
どのブランドを売り込みたいかって話なんでしょうけど、
なんかトロロッソが一人前になったような、寂しいような!?
F1界唯一にして謎の中国系スポンサー、利来国際(W66.com)
昨年は7社もいた中国系のスポンサーですが、
今年はついに1社になってしまいました。
その一社がとっても気になる「利来国際(W66.com)」です。
なぜ気になるか?サイトを見たらわかります。
ページを開くとおっぱいが半分出たお姉さんが迎えてくれて
一瞬「あれ、変なリンク踏んだ?」って思ってしまいますが
このページが普通にアストンマーチン・レッドブルF1チームの
公式WEBからリンクされているんです。
もちろん、商売自体はいたって普通のオンラインカジノのようでして、
一部の国では違法ですが、中国では問題がないんでしょう。
個人的にはこのページや作りの古さ、
そしてそれがF1チームからリンクされているので気になっています。
なお、2020年も継続されているので来年も期待しています。
スポンサー募集をする際に学びたい部分
スポンサー表記の変更で満足度を高める
あくまで想像の部分もありますが、スポンサー表記の変更は
おそらくスポンサーさんの満足度向上のためと考えられます。
昨年までは一部のみだったのが、今年はサプライヤーなども掲載されたようで。
以前、私がやったことがあるのは、
友人をスポンサードして頂いたお礼に、私が持つサイトへ
リンクバナーを設置するというものでした。
私のサイトは当時自動車系で月10万PVほどあり、
普通にバナー掲載となればそこそこの費用がかかりました。
しかし、友人のスポンサーということで期間限定で無料掲載です。
結果、スポンサーさんは大喜び(実際に流入もあった様子)で、
翌年以降も契約へとなりました。(バナーも継続)
先義後利、なんて言葉がありますがスポンサーさんとのお付き合いも同じで、
先に手厚いプロモーションをすることで翌年の契約条件が良くなったりします。
スポンサー向けに様々なプランを用意する
今回のスポンサー掲載の変更でもう一つ考えられるのは、
「新たなスポンサープランができた」という事です。
2019年は年間10億円~で車体とWEBにロゴが載るか、
年間1億円~で一切ロゴの掲載がないか、だったとします。
2020年からは年間10億円~で車体とWEBにロゴ、
年間1億円で一切ロゴなしの他、年間3億円でWEB掲載のみ…とか。
スポンサー企業とお話をするとあるのが「予算」です。
こちらが1憶欲しいから出してくれるのではなく、先方に予算があり
その予算の中で最大限のプロモーションをしたい場合に
予算5億だから車体はムリか…
仕方ない、1億だけ使って4億は他にしよう。
なんて判断をされる可能性もあります。
特に企業は予算の枠を広げるのは困難であったりしますし、
提案が1億と10億だと「間はないの?」って聞かなかったりします。
ですから、皆さんもスポンサープランを作る時は色々用意して頂きたいです。
ちなみに、やってはいけないのは「いくらでもいい」「予算に合わせて」です。
広告費とその宣伝効果で判断をしたいのに「いくらでもいい」では
判断に困るし、いくらかわからず悩んでしまいます。
また「予算に合わせて」も何もなく出されるとその価格が正しいか不安です。
せめて「A、B、Cプランがありますが間も作れます」とか、
「年間100万円からですが、10万追加いただくごとにイベントで…」とか
はたまた「1イベント〇万円でサンプリングします」とオプションにします。
また、様々な方との交渉の場で話したことを覚えておき
「10万と100万の間のプランがあれば…」
「お試しで3カ月とかないの?」
「SNS注力してるから、WEBメインがいいな」
といった声に合わせてプランを追加していくのもポイントです。
私が資料作りをする際、またはコンサルをする際に必ず伝えるのは
料金表は別紙にするほど細かく設定しておくといいうもの。
メインの資料と詳細資料、料金表ぐらいに分けておいて、
メインには代表的なプランと金額を掲載しておくというものです。
このような施策により取りこぼしも減るわけです。
是非、みなさんも試してください。
以上、アストンマーチン・レッドブルF1チームのスポンサー分析でした。
来年はアストンマーチンが外れてしまいますね。