【2020年版】メルセデスAMG ペトロナスF1チームのスポンサーを分析

メルセデスAMGペトロナスF1チームのスポンサー分析 スポンサード(スポンサー側)

F1チームのスポンサー分析、いよいよ最後です。

メルセデスAMGペトロナスF1チーム。

年内に終わらせると宣言し、6日も残して完成です。

やればできる子なんです。(思いついてから約1年放置しましたが…)

最後をかざるメルセデスAMGペトロナスF1チーム、

今年も圧倒的な強さで優勝しましたが来年はどうなるんでしょうか!?

2019年版メルセデスAMGペトロナスF1チームのスポンサー分析

メルセデスAMG F1チームのスポンサーは全22社

メルセデスAMG F1チームのスポンサー国籍割合

メルセデスがドイツながらアメリカメインのスポンサー構成で、

日本も2社入っております。詳細は以下のようになります。

1.PETRONAS (マレーシア)

   https://www.petronas.com.my/

2.UBS (スイス)

   https://www.ubs.com/

3.INEOS (イギリス)

   http://www.ineos.com

4.EPSON (日本)

   https://www.epson.jp/

5.BOSE (アメリカ)

   https://www.bose.com/

6.TOMMY HILFIGER (アメリカ)

   https://japan.tommy.com/

7.IWC (スイス)

   https://www.iwc.com/

8.hp (アメリカ)

   https://www.hpe.com/

9.Marriott Bonvoy (アメリカ)

   https://www.marriott.com/

10.Monsterenergy (アメリカ)

   http://www.monsterenergy.com/

11.PURE STRAGE (アメリカ)

   https://www.purestorage.com/

12.Crowd Strike (アメリカ)

   https://www.crowdstrike.com/

13.TIBCO (アメリカ)

   https://www.tibco.com/

14.AMD (アメリカ)

   http://www.amd.com

15.PUMA (ドイツ)

   http://www.puma.com

16.SPEEDLIP (イギリス)

   http://www.seedlipdrinks.com

17.POLICE (イタリア)

   https://www.policelifestyle.com

18.OMP (イタリア)

   http://www.ompracing.com/

19.OZ RACING (イタリア)

   https://www.ozracing.com/

20.ENDLESS (日本)

   http://www.endless-brake.info/

21.stilo (イタリア)

   http://www.stilo.it/

22.PIRELLI (イタリア)

   https://www.pirelli.com/tyres/ja-jp/car/homepage

以上のようになっております。

国別で件数をまとめるとこんな感じです。

メルセデスAMG F1チームの国別スポンサー一覧

数ではドイツ系が昨年同様1社なんですが、

実はスポンサー自体は入れ替わっております。

昨年が25社で今年が3社減って22社、継続は19社で約86%です。

イタリア、ドイツはサプライヤー系のスポンサーばかり

メルセデスAMGペトロナスF1チームのスポンサー一覧 公式WEBより

上記がスポンサー紹介ページですが、

イタリア系はPOLICEにOMPなど主にサプライヤーです。

また、日本のエンドレスもサプライヤー枠に入っております。

また、ドイツ系のPUMAもサプライヤーにいます。

ですから、メインのスポンサーはやはりアメリカ系ということですね。

チーム買収の噂もあるINEOSはPrincipal Partner枠へ

F1が好きな方はご存知でしょうが、メルセデスAMGF1チームを

スポンサーであるINEOSが買収するという話がありました。

メルセデスF1に買収の噂が浮上。現パートナーのINEOSが950億円を用意との報道も、完全売却の可能性は低い?
メルセデスF1チームのパートナーであるイネオスは、近くチームの株式を取得する可能性があるようだが、チームを完全に買収することは考えにくいとみられる。

メルセデスF1に買収の噂。INEOSが950億円を用意との報道も、完全売却の可能性は低い?

現在、メルセデスが公式に否定して終わっておりますが、

そのINEOSはPrincipal Partner(主要組合員)としています。

他のスポンサーと別枠であることから、その重要度も伺えます。

スポンサー募集をする際に学びたい部分

地域を離れる事も可能ながら…メルセデスだから!?

何度も「地元企業がいい!」と言ってきましたが、

メルセデスAMGペトロナスF1チームはそこから外れます。

あえて「地元以外」というのもあるのですが…

そもそもメルセデスさん、2014年から勝ち続けています。

要するに「広告効果が高い」という事なんですね。

これを見て駆け出しの選手が「やっぱ地元はない!」ってのは少し違います。

結果が伴わない、知名度がないうちは「地元」が強いと言えます。

以下、地元に強い方々…

レーシングポイントF1はメキシコに強い!
ルノーF1はフランスに強い!
アルファロメオはイタリアに強い!

Principal Partnerという特別枠の設置

レッドブルでもお話ししたように、スポンサーの要望に応じて、

特別なプランや枠を設置するのは有効です。

スポンサー表記を変更したアストンマーチン・レッドブルF1チーム

Principal Partnerはおそらくタイトルスポンサー並の扱いであり、

一方で「ダブルタイトルスポンサー」が出来ないからの処置でしょう。

また、株式の関係もあるからかもしれません。

メルセデス、スポンサーのINEOSやウルフ代表とF1チーム株式を3分割。ウルフ代表は3年留任
メルセデスF1チームは、スポンサーであるINEOSとトト・ウルフ代表、ダイムラーで、チームの株式を3分の1ずつ分け合っていることを明かした。

メルセデス、スポンサーのINEOSやウルフ代表とF1チーム株式を3分割。ウルフ代表は3年留任

株主というのはなかなか真似が出来ないかもしれませんが、

活動を自分が株主で代表を務める会社に委任した上で、

中長期的に関係が築ける方に株式を渡すのは一つかもしれません。

議決権なしならある程度出しても大丈夫ですしね。

ただ、やり方を間違えるとすべてを失う可能性もありますし、

後々トラブルになることも十分考えられますので、

出来る事なら精通した会計士さんや会社経営者さんを入れましょう。

以上、各F1チームのスポンサー分析でした。

今後はまとめたものを作成させて頂きます。

こうしてみると、スポンサー分析をすることで次のアイディアも生まれますし、

他社を分析することで分かってくることや再認識することもありますね。

是非皆さんも自分の業界で分析をしてみてください。

きっと「使えるアイディア」が転がっている事でしょうし、

少し手を加えるだけで「自分だけの強み」が作り出せるはずです。

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