【分析・事例】高知ユナイテッドSCのスポンサーメリットを調査

先の記事で高知のスポーツチーム2つ

高知ユナイテッドSC高知ファイティングドッグスを紹介しました。

この2チームのスポンサーメリットが面白かったので、パクっちゃえ

…学ばして頂きましょうということで記事にしました。

まずは高知ユナイテッドSCからです。

なおスポンサー向け企画書はオンライン上になかったので、

気になる活動を3つピックアップしたいと思います。

ポイント1:オフィシャルサポーターズクラブ/ファンクラブ

会員証に広報誌、ステッカーまで

最初はオフィシャルサポーターズクラブです。

一般的にいう「ファンクラブ」といった感じでしょうか。

年会費を払うことで会員証や広報誌、ステッカーが貰えます。

金額を見る限り「クラブ、儲かってるね!」感はありませんが、

ステッカーや会員証による宣伝効果もありますし、

少なからず利は出ているのではないかと思います。

真似するなら…

真似させてもらうならまずはファンクラブでしょう。

会報誌は印刷の手間がありますが、メルマガなら無料です。

YouTubeの動画はURLを知らないと見れない設定もあるので、

ファンの方限定で動画配信などしても良いでしょう。

オリジナルグッズについてはこの後ご紹介します。

また、最近は有料オンラインサロンなどもあります。

DMMオンラインサロン

https://lounge.dmm.com/

オンラインサロンは一定の月額費用を払うことで、

会員限定のコミュニケーションが可能になります。

個人的には「21世紀型のファンクラブ」と思えますし、

例えばSNSでは投稿しない画像や動画を出したり、

ファンとの直接交流をする場所にするのも一つでしょう。

ポイント2:クラウドファンディング

500円で参加できる手軽さ!

クラウドファンディングも展開されております。

makuakeといったプラットフォームを通じたものと、

直接の支援を養成する2タイプがあるようです。

個人的には「500円で高知にJリーグを!」のキャッチが強いと思います。

真似するなら…

実はモータースポーツでは以前から小口スポンサーがありました。

個人のスポンサーさんからお金を集めて、車両に名前を記載する…

結構前からある手法なんですね。

失敗例もあり
https://motorz.jp/race/81236/
成功事例もあり

ただ、他の競技ではまだまだ見ないので、

船とか「大きな器具」を使う競技はありでしょう。

また、許可がでるならユニフォーム全体とか…

ただ、やりすぎると「耳なし芳一」みたいになります。

こうなると単なるホラーです

今更「名前だけ掲載」はちょっとありふれてるので、

許可を頂いて「投稿する動画のオープニングに記載」とか、

何だったら「インタビュー受けたら名前呼びます!」とかでも…

個人的には初期から応援して頂くスポンサーさん(個人含む)は

優勝した時に「◯◯さんに感謝です!」って言えるのが良いと思います。

先日、渋野日向子選手もPINGさんだけ名指しでSNSに投稿していますね。

もちろん、クラウドファンディングに挑戦するのもありでしょう。

プラットフォームによっては担当者が付いて、

スポンサーメリットやリターンの相談も受けてくれるので、

一度問い合わせてみるのもありかと思います。

ポイント3:コラボアイテム、土地の名物・名産

贈りものにも使える

これはうまいな~って思いました。

高知の名物とコラボ商品を展開しております。

ちなみに商品にはチームのタオルセットが入っているようで、

購入することで「高知県」と「チーム」が応援できます。

チームグッズだけだと欲しい方が限られますが、

高知の名産品にすることで「高知を知ってもらうため」にも使えます。

上記のページにもあるように「贈答用」にできるのは便利です。

また、先の記事でも紹介したように高知県発のJリーグチームを発足して

高知県を元気にするというコンセプトにも合致しています。

そしていいのがチームのWEBで常に宣伝していること。

どのページからも購入ページへ繋がる

以前「チーム・個人の独自WEBは必要か?」と記事にしましたが、

こういった宣伝はやはり独自WEBだからこそできるもの。

SNSではここまで好き勝手カスタマイズ出来ませんからね…

ハードルは高いが、あると便利な独自WEB

真似するなら…

いざ真似しようとしても少しハードルが高いかも…

ただ、スポンサーさんとなら協業が可能だと思います。

例えばスポーツ用品なら「私の使い方・メンテの仕方動画付き」とか。

アフィリエイトのように「1件販売でいくら」という契約も可能でしょう。

また、コラボ商品をきっかけにスポンサー企業を探すのもありでしょう。

自社WEBにショッピング機能を搭載してもいいですし、

外部のサービスを利用し自分のショップを作ってもいいでしょう。

当初は「メールでお問い合わせください」でも十分だと思います。

他社・チームの活動は情報の宝庫

このように他社の活動を見るとこで、

自分の業界や活動で活かせることが見つかったりします。

人は意識を向けた物だけ記憶し、

集中している情報だけ収集をするようになっています。

是非、スポンサー募集活動をしていくのなら

「どんなスポンサーメリットがあるか?」を意識して、

他の選手やチーム、時にはアスリート以外の活動を

見てもらえるとヒントが見つかると思います。

是非、活用できるヒントを見つけてください。

以上、【分析・事例】高知ユナイテッドSCのスポンサーメリットを調査

という記事でした。カツオ食べたい。

SPT(supporter)

趣味で始めた「スポンサー獲得」を始め、総契約スポンサーは100を越えました。イベントや競技の集客力、また戦績だけに頼らずスポンサー獲得をしています。 目標は「アスリートになりたい!」って人に「お金がないから無理!」とならない世の中を作ること。まずは身近な場所から、そして日本全体、やがて世界へって思いを胸に活動しています。