本日(実は昨日)下記のようなニュースが出ておりました。
『にゃんこ大戦争』を運営するポノス株式会社とウイリアムズF1、2020年のスポンサー契約を締結
ポノス株式会社は日本の企業で、
「にゃんこ大戦争」などのスマートフォン向けアプリを開発する会社です。
でも、どうしてスマホアプリの会社がF1チームに!?と思い調べました。
すると、社長の過去や会社の過去にその理由が見つかりました。
F1に強い思い入れを持つ辻子社長
この手のニュースがあったら見るべきはプレスリリースです。
あと、会社の公式ページにも大抵は専用ページが出来ますので、
早速そちらを探してみたらありました。
私も「にゃんこ大戦争」をプレイしたことがあったので、
「なぜにF1(モータースポーツ)?」と思っていましたが、
ここに、社長の強い想いが記されています。
「私は子供の頃からモータースポーツにのめりこみ、F1に大きな憧れを抱いておりました。そしてそこには必ずウィリアムズレーシングの存在がありました。…栄光の歴史に、私は深い感銘を受けております。
https://www.ponos.jp/news/2019/10/31/
…パートナーシップを決断した理由は、私がウィリアムズレーシングの栄光を目にして感じた夢や希望、興奮を、世界中の皆様にもぜひ感じて頂きたい。そんな想いに駆られたからです。
更に調べると、辻子社長とモータースポーツの深さがわかります。
ポノス株式会社は元”ネジ”メーカーで社長は自動車工学を学ぶ
もう少し調べていると、新たな事実が判明しました。
元々、ポノス株式会社は現社長の辻子さんのお父様が創業し、
「ネジ製造」を行っていたそうです。
辻子さんも海外留学をしておりますが、自動車工学を学び、
会社のIT担当として画像処理技術を開発しようとしていたそうな。
2011年にポノス株式会社へ入社しておりますが、
それ以前はカーディーラーで働いていたそうで、
根っからの「自動車好き」であり、実家の商売も
「自動車」に関わっていたようです。
下記の記事ではその詳細と、なぜネジ製造メーカーから
今のスマートフォン向けアプリの会社になったかが、
社長のインタビューとしてまとめられています。
大ヒット「にゃんこ大戦争」が産まれた背景とは?なぜネジ屋さんがゲーム会社に?ポノス・辻子社長

スマホアプリメーカーは有力なスポンサーか!?
最後に、スマホアプリメーカーは有力なスポンサーかという話です。
正直、今からスマホアプリメーカーに連絡をして
「スポンサーしてください!」と頼んでも成功しないと思います。
その理由は2つあります。
1.もっと効果的な広告がある
1つ目の理由は、もっと効果的な広告があることです。
スマホ広告の場合、スマホで情報を見ている際に広告が表示され、
ワンクリックで「ダウンロード」まで持ち込むことが重要です。
この「手軽さ」が重要であり、既存の広告はこの仕様になっています。
一方、アスリートによる宣伝告知は少し遠回りになります。
ファンの方にブログ、SNSなどで情報発信をして、
更に「検索」などをすることでアプリダウンロードへと繋がります。
もちろん、ウィリアムズF1のように知名度があったりすれば別ですが…
2.今回は「社長の好き」が関わる
このブログの本題でもありますが、社長の強い想いがあります。
これは無名なアスリートの方が契約をいただく際にも
よく発動するものですが「社長が好きだった」とか
「地元の選手(チーム)を応援したかった」とかです。
ただ、注意していただきたいのは「可能性ゼロ」ではないこと、
スポンサーになりうる企業だってあるということです。
しかしながら、比較的お金が出やすいとか「ポノスに続け!」と、
無闇に広告を出す業界ではないことは理解してください。
「話題だから」で連絡するぐらいなら、上記にもあるように
「地元で儲かってる会社」とかにアプローチするほうがいいですし、
会社としてスポーツ支援を謳う会社の方が可能性が高くなります。
このあたりの「狙うべき会社」は別の記事でも紹介していますので、
スポンサー獲得活動の際にはそちらもご参照ください。
以上、ウィリアムズF1と契約のポノス㈱の記事でした。