今回は日記的なもので、あくまで私が思うことです。
競技会や大会、イベント会場にYouTuberのような
動画配信・ライブ配信者を入れてみてはどうかと言うい話です。
様々なイベントで来場者数が少なく、その結果
スポンサーが付きにくいという状況にあります。
私がサポートしていたイベントでも毎回100名とか200名とか…
メディアの取材もありますが、ずっとその状態です。
そこで思うのが、YouTuberのような方を一定数入れた上で、
動画やLive配信により、より多くの方に知ってもらう事です。
一般ユーザーの配信は三方良し
一般の動画配信者による取材は、
取材をする側、される側どちらにとっても利点があります。
また、競技やイベントを見る側にもメリットがあり、
「三方良し」の状態となります。
その利点をそれぞれ見てみましょう。
取材する側のメリットは3つ
取材する側はイベントの動画を配信すると何がいいんでしょうか?
利点は3つあります。
1つ目、ネタに困らない事。
あれこれネタを考えますが、一つの柱が出来ます。
定期的にイベントが開催されればなお良いですね。
2つ目、業界のファンが付く事。
例えばマラソン大会としましょう。
マラソンには「ファン」が居ますし、YouTuberの企画次第では、
その方のチャンネルを見たい人ってのが現れます。
一生懸命面白い動画や魅力的なのを作り、SNSで宣伝せずとも、
「ジャンル」を囲い込むことでそのファンが見る可能性が高まります。
また「業界の有名人」などが居ると、一気に効果は大きくなります。
私が好きなのでクルマを例に上げましょう。
例えばフェラーリの限定モデルが日本初上陸と初走行したとしましょう。
YouTuberの方が、そのクルマの取材をし動画をアップします。
ちなみに、この方は「ファッション」のチャンネルを持っているとします。
ファッション好き目線でフェラーリを語ったとしても、
検索の関係上「フェラーリ好き」「クルマ好き」もこの人を知り、
動画を見て、気に入ればチャンネル登録します。
ファッションでは検索せず、見ることもなかったのに
「クルマ」をきっかけに知る事ができるわけですね。
最後3つ目、取材慣れするという事。
別の仕事では取材を受ける広報的対応をしておりますが、
やはり「取材に来る人・組織」のことはよく見ております。
昨今、取材と称して後からお金を求めるタイプだったり、
それこそわけのわからないメディアに掲載される例もあり、
事前に「誰が、何しにきて、どういう形で表に出るか」を気にします。
「おもしろ動画」ばかりアップしている人よりも、
「観戦動画」とか「イベント案内」の事例があれば
それだけでも相手は安心をしてくれることでしょう。
では、イベントや主催者側はどうでしょうか?
取材される側は無償の宣伝とファンの固定化
次に、取材される側のメリットです。
今までは有償で行っていた撮影依頼であったり、
その動画等の公開・販売のいち部が無償化します。
その1、宣伝効果
これは言わずもですが、宣伝効果があります。
例えば今まで「雑誌」とか「ローカルテレビ」でしか
放映されていないようなイベントが、いきなり
全世界向けに放映されだすわけです。
また、その編集などにも基本はお金がかかりません。
(内容により公開前チェックはあるでしょう)
その2、ファンとのコミュニケーション
通常であれば運営委員会がFacebookページを作ったり、
インスタグラムやTwitterなどSNSの管理をします。
また、別でファンクラブを設立したりメルマガを作ったり、
ファンとの「継続的な交流」が必要になります。
しかし、コレについても「アイディア」が必要ですし、
そのアイディアを「具現化」して「配信」するには、
それ相応の労力やお金が必要です。
しかし、一般的な動画投稿者が増えることで、
ファンは様々な情報を見ることが可能になりますし、
負担が軽減される可能性があります。
その3、プロによる撮影の価値があがる
無料で見れたら、DVDは買わないし公式の意味がない…
さて、本当にそうでしょうか?
例えば陸上競技。スマホでの撮影と、望遠レンズでの撮影で、
本当に同じ動画が撮れると思いますか?
例えばレース、サーキットは全長数kmあります。
個人の方が「コース全景」とか「見どころ」に対して、
気軽にカメラを切り替えることができるでしょうか?
やはりプロの映像は「見どころ満載」となるわけです。
もちろん、一般の方やYouTuberの方も試行錯誤し、
魅力的な動画になっているのは事実ですが、
プロの作る「総合的な映像」には敵いませんからね。
だからこそ「プロの価値」が分かったりもします。
見る人は、楽しみが増えシェアしやすく
そして、最後に「見る人の利点」です。
これは簡単に言ってしまえば楽しみが増えます。
そして、気軽にシェアできるのもポイントでしょう。
先程記載した「プロの映像の価値」にありますが、
プロの映像は「見どころ」にフォーカスします。
カーレースや陸上競技など、競争系になると、
どうしてもトップとその近隣にカメラが寄ります。
でも、それ以外にファンの方もいますよね。
また、イベント前後のインタビューでも同様です。
F1なんかが良い例ですが、予選上位のみで会見をします。
しかし、自分の応援する人が5位だったら?
また、いつもは1位の選手がトラブルで4位だったら??
また、大抵は「ルール通り」に行われるメディアの取材に対し、
オンラインならではの「インタビューして欲しい人アンケート」とか、
「聞いてほしいことアンケート」も可能になるかと思います。
LIVE放送をしながらSNSで質問を集めて、
それをそのままインタビューに使う。
今では一部のTV番組でありますが、ネットの強みでもありますよね。
更に、取材するチャンネル保有者毎に話も変わるかと思いますし、
同じ選手へのインタビューも、人が違えば異なるわけです。
この様に、YouTuberなどを「取材陣」として入れることで、
取材される側や見る人、更に取材する人も嬉しい仕組みなわけです。
もちろん、実際に行うなら取材者の数に制限を付けたり、
例えば取材時間やエリアなどを設定する必要があります。
また、一部のYouTuberの様に「話題性」だけを重視して、
危険な行為や目立つためだけの迷惑行為をする人もいるので、
それらについては事前に排除する必要もあるでしょう。
人によっては肖像権もあるし、イベントによっては
メディアからの出資があり、映像の使用制限もあるでしょう。
しかし、これだけカメラやネットワークが発達し、
誰でも動画を配信したり、LIVE放送ができる中で、
それを活用しないのは非常にもったいないと思います。
ぜひ、イベント主催者や大会運営者の方などは、
検討し採用いただければと思います。
ちなみに、今のうちなら「業界初」ぐらいでニュースになりますし、
最初のうちにやっておけばノウハウもたまりますよ。
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