フォーミュラe、元チーム・アグリのDSテチーターが王座に!

フォーミュラe、元チーム・アグリのDSテチーターが王座に!

13-14日にアメリカ・ニューヨークで行われたフォーミュラe。

第12戦と13戦が行われ、2018-2019シーズンが終わりました。

第12戦では日産がフォーミュラーeで初勝利!

また、このレースでDSテチーターのジャン=エリック・ベルニュ選手が

2季連続でのドライバーズチャンピオンとなりました。

【フォーミュラE】18/19シーズン終了、ジャン-エリック・ベルニュが史上初の連覇を達成…第12戦では日産が初優勝

https://response.jp/article/2019/07/15/324435.html

そして、ベルニュ選手が所属するDSテチーターも王座決定です。

さて、気になったのがこのDSテチーターです。

DSテチーターの前身はチーム・アグリ

元々は日本人のF1ドライバーでもある鈴木亜久里氏のチームである

「チーム・アグリ」であったということ。

しかも、その転身の頃から今回二期連続チャンピオンになった、

ベルニュ選手がいたということです。

チーム・アグリの前身は2006-2008年にF1に参戦したスーパーアグリ。

そのスーパーアグリが2014年(14-15シーズン)よりフォーミュラeに参戦、

当初はスポンサーの名を冠した

 アムリン・アグリフォーミュラeチーム

としておりました。その後、スポンサー変更と共に、

 チーム・アグリ

に変更。これが15-16シーズンであり、参戦最後の年となります。

2016年に中国系の投資家グループCMCに売却されます。

CMCは吉本興業との協業でも話題となりました。

CMCへの売却後チーム名が「Techeetah(テチーター/テチータ)となります。

テチーター始動とベルニュの加入、初優勝

テチーターに変わると共に、ドライバーにベルニュ選手が加わります。

F1やその他のモータースポーツに比べると意外ですが、

フォーミュラeのドライバーは兼任も多く、

実は全戦参戦される方が半数程度だったりします。

ベルニュ選手に関して言えば参加当初より

フル参戦を果たしており、参戦2年目から年間チャンピオンとなり、

今年も含めて2季連続チャンピオンとなりました。

別の記事で触れておりますが、フォーミュラeのドライバーは

昨シーズンまでフル参戦率が50%程度と低かったのです。

そんな中、ベルニュ選手はフル参戦3年目で、後半2年は連続チャンピオン。

ルノーからDS(シトロエン)へ

昨シーズンに続いての2連続チャンピオンですが、

実はその間にマニュファクチャラーの変更と

大幅な車両の変更もありました。

わかりやすいのでニスモ及びメディアの記事をどうぞ。

https://www.nismo.co.jp/motorsports/FORMULAE/index.html

https://jp.motorsport.com/formula-e/news/nismo-FE-elementary-knowledge/4310930/

マニュファクチャラーが変わり、レギュレーションも変わり…

それこそ大きく変化した中での二期連続優勝は、

それこそドライバー、チームが持つ底力と言えます。

今年、日産のリザーブドドライバーには日本人もおり、

来年以降も楽しみなフォーミュラeのお話でした。

以上、フォーミュラe、元チーム・アグリのDSテチーターが王座に!でした。

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